できたものができたもの

前の「できた」は英語にするとfinishの「できた」、で、
後ろの「できた」は英語にするとcan(could)の「できた」、だ。

 

人間締め切りがないと出来ない、というのは本当にその通りで、
完璧な完成を締め切りもなく目指したら、絶対に完成しないと思う。

 

時間が経つと人間は成長してしまうから、
自分の目指す「完璧」の壁はどんどんどんどん高くなってしまう。

 

だから、締め切りまでにできたことが、できたもの、その時点の自分の完成形。

 

「できた」はcompleteではなく、finish。
finishはゴールテープを切るイメージ。completeは全部集めた、というイメージ。

作ることに完璧はないから、終わりが来た最後の全速力でテープを切るしかない、フィニッシュ!

 

そういうわけで、完璧を求めず、出来るところまで、やります。
できたものができたもの。

もっと出来たな、と思う気持ちは次に繋げる大切な心のバトン。

Yes, I can!

ZINPHONY vol.9